@article{oai:hokuriku.repo.nii.ac.jp:00000015, author = {大本, まさのり}, issue = {32}, journal = {北陸大学紀要}, month = {Dec}, note = {薬学部4年次学生42名を対象に、テキストや講義記録をわかりやすくまとめることや、問題演習により理解度を自己評価することなど自習内容のアンケート調査結果及び学力試験とその後の復習試験(再試験)の成績との関連性について検討した。学力試験と再試験を全て受検した学生は42名中34名で、このうちアンケートの回答が得られた29名について解析した。その結果、再試験の結果を評価して自己学習が及ぼす成績への効果を検証したが、再試験では得点率が大幅に改善して学力の向上が顕著に示された。この成績向上の一因として学習時間が関係すると考えられるが、学力試験と再試験の得点率と積算学習度との間には単純な相関性は認められなかった。全体的に日々の講義がその日の自己学習で全て消化できていない可能性が示唆された。学生には積算学習度が高いほど成績が改善するタイプと成績が改善しないタイプがあり、後者については今後詳しい調査が必要と考えられた。以上より、学力試験において不正解であった問題を中心に自己学習を進めていくことが、短期間の学力向上を目的とする場合は極めて効率的であるが、基礎学力を養う意味においては十分な勉強とはいえないと考えられた。}, pages = {41--49}, title = {学力試験の成績を向上させる自己学習}, year = {2008} }