@article{oai:hokuriku.repo.nii.ac.jp:02000053, author = {丸山洋三}, issue = {55}, journal = {北陸大学紀要, Bulletin of Hokuriku University}, month = {Sep}, note = {本稿では多様なステークホルダーへの会計情報として、統合報告の主要業績評価指標(KPI)に焦点を当てる。南アフリカ共和国のコーポレートガバナンス・コード(King IV)で制度化された南アフリカの統合報告書がステークホルダー資本主義を反映しているとし、国際統合報告フレームワーク(IIRF)への準拠性が高いと評価された統合報告書を中心に定量的なKPI を測定し内容分析を行った。その結果、いずれのKPI も戦略または資本やステークホルダーとの結合性を可視化できており、KPI と価値創造との関係性が確認できた。特に情報の結合性が比較的高い医療系および金融系2 社の統合報告書の内容分析を行ったところ、企業固有の価値創造に向けた非財務目標が設定され、ステークホルダーの参画を伴う意思決定や、顧客の能動的な活動への評価が含まれていることを確認した。そこで、IIRF の規定する資本の増減に定量的なKPI を用いた統合報告書は、ステークホルダーの意思決定への参画が期待できると考察した。}, pages = {67--79}, title = {南アフリカ企業における統合報告書の定量指標 ―ステークホルダーへの非財務情報開示の視点から―}, year = {2023} }