@article{oai:hokuriku.repo.nii.ac.jp:02000113, author = {永田伸吾}, issue = {56}, journal = {北陸大学紀要, Bulletin of Hokuriku University}, month = {Mar}, note = {韓国との間に竹島問題をかかえる島根県は、領土・主権教育で先導的役割を果たしてき た。2017 年3 月に「小学校学習指導要領」と「中学校学習指導要領」が、2018 年3 月に は「高等学校学習指導要領」がそれぞれ改訂された際に、竹島を含む領土問題の指導の充 実が図られた背景の1つに、島根県の長年にわたる国に対する働きかけがあった。国際社 会の基盤となる主権国家体系を理解するためにも、初等・中等教育の段階で領土・主権に ついての基礎的知識を学ぶことの意義は大きい。他方で、領土・主権教育は、やり方を誤 れば容易に排他的ナショナリズムに結び付く。本稿は、排他的ナショナリズムへの結合を 回避した形での領土・主権教育のあり方についての知見を得ることを目的に、島根県の「竹 島に関する学習」の現状について、県担当者・関係者への聞き取り調査および現地での資 料調査を実施した。調査から、島根県の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校で実施 されている「竹島に関する学習」は、嫌韓感情の醸成に繋がらないように配慮され、現場 の教員や生徒の中にも、そうした意識に基づき指導・学習に取り組んでいる事例を把握で きた。􀀃 *}, pages = {179--188}, title = {島根県における領土・主権教育の現状に関する 担当者への聞き取り調査}, year = {2024} }