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アイテム
エコノミー概念と自然観 ―古典派経済学の形成をめぐって―
https://hokuriku.repo.nii.ac.jp/records/2000237
https://hokuriku.repo.nii.ac.jp/records/2000237f204e397-73c3-4b85-a23a-26a87268afff
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2024-09-30 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | エコノミー概念と自然観 ―古典派経済学の形成をめぐって― | |||||
言語 | ja | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題 | エコノミー | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題 | 自然観 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題 | 古典派経済学 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題 | 脱自然化 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題 | 有機経済 | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | open access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_abf2 | |||||
その他(別言語等)のタイトル | ||||||
その他のタイトル | Economy and the View of Nature ―On the Formation of Classical Economics― | |||||
言語 | ja | |||||
著者 |
並松信久
× 並松信久 |
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著者(英) | ||||||
言語 | en | |||||
所属機関名 | Faculty of Economics and Management, Hokuriku University | |||||
言語 | en | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 本稿は、エコノミー概念が自然界をどのように扱ってきたのかを明らかにし、そこから現在の自然環境問題に対し、何らかの示唆を得ようとするものである。自然界のなかに近代に通じるエコノミー概念をもち込んだのは、ケネーやリンネであった。とくにリンネは、自然のエコノミーを人間の利益に資するよう秩序づけられるものであるとした。アダム・スミスは自然によって与えられた人間の本性を重視し、それを自然のエコノミーとよんだ。 自然のエコノミーから派生した経済学は、自然の捉え方をめぐって展開した。スミスは自然の有限性を唱えたが、リカードはそれに反論し、地球規模での自然の無限性を唱えた。しかし、リカードをきっかけに経済学は自然の問題を回避することになった。さらにJ.S.ミルによって、エコノミーの脱自然化の傾向が強まった。 経済の脱自然化は、エネルギー上の構造転換の過程と重なった。古典派経済学は有機経済の変容を十分に把握できなかったが、エネルギー転換によって、土地生産力の限界や制約から解き放たれた。有機経済の変容は地球規模の生態系の危機へとつながったが、19 世紀後半以降の経済学はエネルギー転換がもつ重大な欠陥に向き合わなかった。その結果、経済学は人間のエコノミーと自然のエコノミーの相互作用を概念化し分析する思考の枠組みから、大きく後退していった。 |
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言語 | en | |||||
bibliographic_information |
ja : 北陸大学紀要 号 57, p. 57-83, 発行日 2024-09-30 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 北陸大学 | |||||
言語 | ja | |||||
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収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 2186-3989 |