@article{oai:hokuriku.repo.nii.ac.jp:00000333, author = {Takase, Hisamitsu and Sueta, Takayuki and Ikeda, Hiroaki and Sakata, Toshifumi and Nakagawa, Takashi}, issue = {39}, journal = {北陸大学紀要, Bulletin of Hokuriku University}, month = {Dec}, note = {放射線治療を治療する頭頸部がんの患者は、口腔および咽頭における粘膜損傷や乾燥をもち、そのことがカンジダ症の危険因子となる。研究では、頭頸部がん患者の放射線療法における口腔健康状態および機能に対する口腔カンジダコロニーと臨床症状との間の関係を評価するものである。 2008年10月から2009年6月、福岡大学病院において頭頸部がん治療ため総放射線量10〜60 Gyを受けた患者25例を対象とした。菌学的検査のためのサンプルは、頬粘膜、硬口蓋、口腔底、舌領域および歯肉部位からスワブした。回収したサンプルはインキュベートし、カンジダ·コロニー数を48時間後に計測した。累積照射量によって引き起こされるカンジダ種の変化と臨床症状を検討した。OAGは、この研究における口腔健康状態および機能に臨床症状を評価するツールであった。カンジダコロニーの数、累積照射量との相関は、OAGとの合計スコアにより確認した。カンジダ性病変は、放射線療法の終了前にすべての患者で検出された。高頻度に検出された分離菌は、カンジダ·アルビカンスであった。混合感染率は放射線治療の前後では、それぞれ12%および40%であった(p = 0.03)。 OAG合計スコアは、カンジダコロニー数と累積照射で相関した。この研究は、カンジダ菌が直接臨床症状に影響を与えると結論付けることはできなかったが、頭頸部癌に対する放射線治療が、口腔内の臨床状態を変化させ、カンジダの成長に関与している可能性があることを示唆した。}, pages = {1--10}, title = {An increased expression of oral Candida in patients with head and neck cancer during radiotherapy}, year = {2015} }