@article{oai:hokuriku.repo.nii.ac.jp:00000093, author = {竹井, 巖 and Takei, Iwao and 前野, 紀一 and Maeno, Norikazu}, journal = {北陸大学紀要, Bulletin of Hokuriku University}, month = {Dec}, note = {この論文では,北陸大学薬学部キャンパス(金沢)における1997年1月29日から2月7日までの期間の積雪に対して,平行線路電極を用いて行ったその積雪の表面付近の誘電観測の結果を示し,新たに得られた積雪の構造変化過程に関する知見を報告する。得られた結果より,積雪の誘電損失D(100Hzを代表とする低周波数での測定結果)の値が,降雪によって積雪が形成された直後から徐々に減少することと,その誘電損失Dの減少基調の時間変化の上に,いくつかのピークが観測されることが認められた。各ピークは(1)放射冷却(2)暖気の流入(3)冷気の流入といった外部環境の急激な変化が起こる時期に発生した。これらは,各外部環境の急激な変化により積雪表面付近に急峻な温度勾配が生じた時期に生じたものであり,温度勾配を駆動原因とする雪粒子を構成する水分子の不可逆的挙動の様子が誘電損失Dの増大として観測されたものと考えられた。}, pages = {31--41}, title = {平行線路電極を用いた表面付近の積雪の誘電観測}, volume = {22}, year = {1998} }