WEKO3
アイテム
原子力発電の合理性
https://hokuriku.repo.nii.ac.jp/records/728
https://hokuriku.repo.nii.ac.jp/records/728518625fa-d103-44ae-a645-e347b07ab904
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
---|---|---|
commu01 (955.7 kB)
|
|
Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2023-03-31 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 原子力発電の合理性 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Rationality in Nuclear Power Station | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 原子力発電 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 高レベル放射性廃棄物 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 地層処分 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 原子燃料サイクル | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
著者 |
林, 洋一
× 林, 洋一 |
|||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 内閣総理大臣を議長とする「GX 実行会議」の報告書は、グリーントランスフォーメーシ ョン(GX)を進める上で「原子力の活用」が必要なことを明記するとともに、2030 年度 の原子力発電比率目標を 20~22%とした。さらに既設原発の再稼働を進めるだけではな く、実質的な運転期間の延長を認めるとともに、原発の新増設にまで踏み込んでいる。こ のような原子力政策の変更に、合理性があるのだろうか。 本稿では、①巨大地震や大津波などの自然災害が多発する日本に原発を設置することの 危険性、②高レベル放射性廃棄物の地層処分の困難さ、③発電所施設の老朽化(とくに圧 力容器の脆化)、④次世代革新炉(小型モジュール炉)の開発可能性、⑤原子燃料サイクル の実現性、及び原子力発電のコストなどを中心として、原発の合理性を検討した。 その結果、発電に原子力(核エネルギー)を使うことの合理性は極めて乏しい、という 結論に至った。 ロシアのウクライナ侵攻に伴う「エネルギー危機」は、わが国の国民生活の各所に大き な影響を与えている。「電気料金の上昇を抑えるためにも、原発を再稼働する」と電力会社 に言われると、賛成する人が少なくないのではないか。だが、再稼働は一時的に経済的利 益をもたらすが、長期的にみれば、極めて大きなリスクを抱え込むことになる。原発の新 増設を含め、原子力政策を見直すことについては、慎重な議論が必要であろう。 |
|||||
書誌情報 |
北陸大学紀要 en : Bulletin of Hokuriku University 号 54, p. 153-164, 発行日 2023-03-31 |
|||||
出版者 | ||||||
出版者 | 北陸大学 | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 2186-3989 |